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夏休みの子どもの預け先ガイド|学童・キャンプ・短期預かり

2026年3月28日 公開
約11分で読めます
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夏休みの預かり事情

夏の遊び

小学生の夏休みは約40日間にわたります。共働き家庭にとって、この長期間の子どもの預け先を確保することは大きな課題です。特に小学1年生から3年生の低学年の子どもは、1人で留守番をさせるには不安が残る年齢であり、安全な預け先の確保が必要です。

夏休みの預け先としては、学童保育(放課後児童クラブ)が最も一般的ですが、学童保育に入れない「待機児童」の問題もあります。学童保育以外にも、民間の預かりサービスやサマーキャンプ、自治体の体験事業など、さまざまな選択肢を組み合わせて夏休みを乗り切る家庭が増えています。

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学童保育の夏休み利用

学童保育(放課後児童クラブ)は、夏休み期間中も朝から夕方まで子どもを預かってくれる施設です。通常の放課後利用に加えて、夏休み期間中は朝8時頃から開所する施設がほとんどです。

夏休み中の学童保育の特徴

  • 開所時間:朝8時から夕方18時頃(延長保育がある施設もある)
  • 昼食:弁当持参が基本(給食提供やケータリング対応の施設もある)
  • 活動内容:宿題の時間、室内遊び、外遊び、工作、映画鑑賞など
  • イベント:遠足、工場見学、プール遊びなどの特別活動

夏休みの追加費用

夏休み期間は利用時間が長くなるため、通常月の保育料に加えて追加費用がかかる施設があります。公営の学童保育では月額5,000円から15,000円程度、民営では月額20,000円から50,000円程度が目安です。おやつ代や行事費が別途必要な場合もあります。

夏休みのみの利用
一部の学童保育では、夏休み期間のみの短期利用を受け入れているところがあります。定員に余裕がある場合に限られることが多いため、利用を検討する場合は早めに自治体や施設に確認しましょう。
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民間の預かりサービス

学童保育を補完する形で、民間企業やNPOが運営するさまざまな預かりサービスがあります。費用は公営の学童保育より高くなりますが、プログラムの内容や預かり時間の柔軟性に優れています。

民間学童保育

英語レッスンやプログラミング、スポーツなどの習い事プログラムが充実した民間学童保育は、長期休暇中の過ごし方として人気があります。送迎サービスを提供している施設もあり、共働き家庭には便利です。

ベビーシッター・ファミリーサポート

ベビーシッターやファミリーサポートセンターの援助会員に自宅での預かりを依頼する方法もあります。子どもが慣れた環境で過ごせるメリットがありますが、長期間の利用は費用がかさみます。ファミリーサポートは1時間あたり700円から1,000円程度と比較的安価です。

日帰りプログラム

科学館、博物館、スポーツ施設などが夏休み限定の日帰りプログラムを開催しています。1日単位で参加できるため、学童保育が休みの日や、特別な体験をさせたい日に活用できます。

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サマーキャンプ

サマーキャンプは、自然の中での宿泊体験を通じて、子どもの自立心や協調性を育む貴重な機会です。1泊2日の短期プログラムから、1週間以上の長期プログラムまで、さまざまな選択肢があります。

サマーキャンプの種類

  • 自然体験キャンプ:川遊び、山登り、キャンプファイヤー、星空観察など
  • スポーツキャンプ:サッカー、テニス、スキーなど特定の競技に集中
  • 英語キャンプ:英語漬けの環境での生活体験
  • プログラミングキャンプ:ロボット製作やゲーム開発などのIT体験
  • 農業体験キャンプ:農作業や収穫体験を通じた食育

選び方のポイント

  • 主催団体の実績と信頼性を確認する
  • スタッフの人数と資格(保育士、教員免許など)を確認する
  • 安全管理体制と緊急時の対応を確認する
  • アレルギーや持病への対応が可能か確認する
  • 費用の内訳(宿泊費、食費、交通費、保険料)を確認する
キャンプの費用目安
サマーキャンプの費用は、1泊2日で1万円から3万円程度、3泊4日で3万円から8万円程度が目安です。主催団体や内容、開催地によって大きく異なります。人気のプログラムは4月から5月には定員に達することがあるため、早めの申し込みが重要です。
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自治体の体験事業

多くの自治体では、夏休みに子ども向けの体験事業や講座を開催しています。参加費が無料または低額のものが多く、家計に優しい選択肢です。

主な自治体事業

  • 放課後子ども教室の夏休み版:学校施設を利用した体験活動
  • 公民館・図書館の夏休み講座:工作教室、読書会、科学実験など
  • スポーツ教室:市区町村のスポーツ施設での短期スクール
  • 自然体験事業:自治体が主催する日帰りまたは宿泊の自然体験
  • 文化施設のワークショップ:博物館や美術館の体験プログラム

情報の入手方法

自治体の体験事業は、市区町村の広報誌やウェブサイト、学校を通じた配布物で案内されることが一般的です。6月から7月にかけて募集が行われるため、見逃さないよう情報をチェックしましょう。人気の事業は抽選になることもあります。

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スケジュールの組み方

約40日間の夏休みを乗り切るためには、事前にスケジュールを組んでおくことが不可欠です。複数の預け先や活動を組み合わせて、子どもにとっても保護者にとっても負担の少ない夏休みを計画しましょう。

スケジュール作成のステップ

  1. 夏休みの期間を確認する(自治体や学校によって異なる)
  2. 保護者の休暇取得予定を確認する
  3. 学童保育の開所日とお盆休みの期間を確認する
  4. 帰省やレジャーの予定を入れる
  5. サマーキャンプや体験事業の申し込みを済ませる
  6. 祖父母やファミリーサポートの協力を依頼する
  7. 空白の日がないか最終確認する

スケジュールの工夫

毎日学童保育だけでは子どもが飽きてしまうことがあります。週に1回は異なるプログラムやイベントを入れると、メリハリのある夏休みになります。また、宿題の計画も一緒に立て、夏休み最後の1週間に集中しないよう管理しましょう。

お盆期間の対策
学童保育がお盆休みに入る期間(3日から5日程度)は預け先の空白が生じやすい時期です。この期間は保護者の有給休暇の取得、祖父母への依頼、ファミリーサポートの利用などで対応する家庭が多いです。早めの計画が重要です。
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